2022年4月、原作漫画が完結を迎え、さらに実写化も発表されたアニメといえば『ゴールデンカムイ』。
アイヌから奪われた金塊を巡る生存競争サバイバルを描いた同アニメは、現在第3期まで放送が終了しており、2022年10月には待望の第4期が放送予定です!
さらに、OADの第1弾と第2弾も各動画配信サービスで配信中!
第1弾は第1期11話「殺人ホテルだよ全員集合!!」の後、第2弾は第2期14話「まがいもの」の後にあたるエピソードです!
では、アニメ『ゴールデンカムイ』のOADとはどんな内容なんでしょうか?
第1弾・第2弾のあらすじと感想を紹介したいと思います!

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目次
【ゴールデンカムイ】のOADとは?
そもそも「OAD」とはどういう意味なのでしょうか?
「OAD」は、「オリジナル・アニメーション・ディスク(Original Animation Disc)」もしくは「オリジナル・アニメーション・DVD(Original Animation DVD)」の略称です。
テレビアニメ本編では放送されない”完全オリジナル新作アニメ”のことであり、多くは漫画単行本などの付録として収録されています。
テレビでの放送が終了してしまった作品でも、OADを通してアニメを楽しめることができ、ファンにとってはうれしい特典となっています!
【ゴールデンカムイ】OAD第1弾・第2弾 あらすじ(ネタバレなし)
OAD第1弾
「茨戸の用心棒」
刺青人皮を求め茨戸の町を訪れた土方歳三と、尾形百之助。2人が茨戸の町の人々を巻きこんで、刺青人皮の争奪戦を繰りひろげる。
「怪奇!謎の巨大鳥」
旅を続ける杉元一行。そんな彼らの前に、謎の巨大鳥の姿が…?OAD第2弾
「恋をしたから脱獄することにした」
脱獄王と呼ばれる脱獄の達人・白石。彼が脱獄の天才になったのは――恋をしたことが理由だった。
「恐怖の猛毒大死闘!北海道奥地に巨大蛇は存在した!」
杉元一行は道中であるものと遭遇し…。引用元:U-NEXT
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【ゴールデンカムイ】OAD第1弾・第2弾 あらすじ※ネタバレあり
第1弾「茨戸の用心棒 ほか」
杉元たちが夕張を目指している頃、茨戸(ばらと)に姿を現していた土方。
日泥一家と馬吉一味が対立するこの町に、刺青人皮があるとの情報を掴んだためでした。
日泥一家が刺青人皮を持っているとの情報を入手した土方は、日泥一家と接触。
馬吉一味を潰す報酬として刺青人皮を要求します。
一方、時を同じくして、第七師団を抜けた尾形もこの町に出没していました。
尾形は馬吉側につき、刺青人皮を狙います。
全面抗争の準備を整える日泥一家と馬吉一味。
そして、刺青人皮と人質を交換しようと接触します。
ところが、尾形によって人質の正体が永倉新八だと見破られることに。
日泥一家と馬吉一味は全面抗争に突入!
激しい戦闘の末、馬吉は殺され、馬吉一味は逃走しました。
しかし、刺青人皮は偽物で、本物は番屋にあることが判明。
番屋の中で日泥一家が身内同士争っているところへ、介入した尾形。
「親殺しってのは、巣立ちのための通過儀礼だぜ」と告げるのでした...。
その後、町に死体が溢れる中、番屋に向かった土方と永倉。
中には刺青人皮を所有する尾形の姿が!
土方が「何が狙いだ?」と尋ねると、尾形は土方一味への加入を希望するのでした...。
第2弾「恋をしたから脱獄することにした ほか」
土方やキロランケと行動を共にする白石。
そんな中、自身が”脱獄王”と呼ばれるようになるまでの物語を語り始めます。
それは、偽札作りの名人・熊岸長庵(くまぎし ちょうあん)と樺戸監獄で知り合ったことがきっかけでした。
「奴に関わらなければ、俺は...あんな恋などせずに済んだのに」と嘆く白石。
熊岸は、樺戸監獄に収監される前から脱走の常習犯だった白石に、樺戸を脱獄する際は一緒に連れて行ってほしいと頼みます。
脱獄を手引きする見返りとして白石が受け取ったのは”シスター宮沢”の絵。
彼女は、全国にある監獄で奉仕活動をしている修道女でした。
熊岸曰く、とても美しい修道女だという。
決して美人には描かれていない絵だったものの、白石はシスター宮沢に興味を抱き、絵を大事に隠し持つようになります。
毎日絵を眺めてはどんな人かと想像するうちに、”本人に会ってみたい”という想いを抱いた白石。
自身の恋心に気付き、脱獄を決意します。
白石は熊岸との約束を破り、一人で樺戸監獄を脱獄。
その後、シスターの情報を追い求め、全国の監獄に収監されては脱獄を繰り返しているうちに”脱獄王”と呼ばれるようになりました。
そして、日本一厳重な網走監獄に収監されると、ついに教誨堂に入っていくシスターらしき姿を目撃!
すぐに追いかけ中に入った白石は、瞳を潤ませながら、シスター宮沢かどうか尋ねます。
「はい」と答えた修道女。
白石は「私はずっとずっと、あなたを捜していました!」と想いを打ち明け、熊岸の描いた下手くそな絵を取り出します。
ところが、振り向いたシスター宮沢の顔は絵とそっくりで、白石は呆然となるのでした...。
【ゴールデンカムイ】OAD第1弾・第2弾 感想
第1弾は、尾形が土方一味に加入することとなった経緯がより詳しく分かる内容でしたね!
尾形や土方らも参戦した日泥一家と馬吉一味の抗争は、まるで西部劇のようで引き込まれました!
銃と刀で鬼のように人を殺していく土方には身震い...!
永倉の貴重な戦闘シーンも必見です!
第2弾では、白石が”脱獄王”と呼ばれるようになったきっかけが明かされましたね!
まさかきっかけが恋だったとは!
白石の語りに対して随所に入るキロランケのツッコミが面白かった!
また、鍵を作ったり、自ら密告を仕込んだりと、白石の脱獄テクニックには度肝を抜かされた!
さらに、強烈な個性を放つ二瓶と辺見の共演にも胸が躍りました!
最後には思いがけないラストが待ち構えており、”愛されキャラ”白石らしいほのぼのとしたエピソードでしたね!
他にも、杉元たちが巨鳥や巨大蛇に遭遇するエピソードも面白かったです!
OADは、アニメ本編では描き切れなかった部分を補完してくれるだけでなく、原作ファン待望のエピソードが描かれる場合もあり、ファンにはうれしい特典ですね!
